※予告なく変更になることがございます。あらかじめご了承ください。
突撃!隣のアジャイルチーム
セッション概要
「Agile開発やってみたいけどやらせてもらえないんだよなぁ…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 特に大企業では人・組織・契約・伝統…様々な要因で新しいことを始めるのは難しい所が多いようです。
そんな中、実際にAgile開発をスタートし、現在も継続して成果を出し続けているアジャイルチームがあります。
今回はそんなチームのメンバーを呼んで「どのように変革を進めてきたのか」突っ込んだ質問をしていこうと思います。リアルタイムで参加者の質問を受け付けますのでみんなで突撃しましょう!
突撃が足りていない方はAsk The Speakerも用意しているのでいつでもお越しください!
https://creationline.zoom.us/j/91841444663?pwd=Z2dGUHJCOW1RSFVtR09QRGllbHV0dz09
プロフィール
クリエーションライン株式会社
DevOpsチーム・アジャイルコーチ
笹 健太 氏
2018年にクリエーションラインに転職。
他社のAgile・DevOps導入支援を通じて変革のお手伝いを行っている。
前職は製造業でロボット制御ソフト開発を行う。
そこでScrumを取り入れたことをきっかけにAgileに興味を持ちスクラムマスターとして活動をする。
休日は子供と一緒にポケモンをGetするポケモンマスターとしても精力的な活動をしている。
本田技研工業株式会社
DXチーム・リーダー
船戸 康弘 氏
2006年 本田技研工業株式会社入社。生産技術開発部門で生産ロボットシステム開発を経験後。
データサイエンス領域を担当し、画像処理や自然言語処理を中心としたデータ分析業務を経験。
現在は、アプリケーション開発チームを立ち上げて奮闘中。
インフラ構築とプロダクトオーナーを担当。
東京エレクトロン株式会社
プロダクトオーナー
伊藤 太一 氏
1996年東京エレクトロンに入社。
入社以来、長期にわたり装置制御ソフトウェアの開発に携わっていたものの2019年に、突然、新規DXプラットフォーム構築業務の立ち上げを指示される。
社内メンバをかき集めからスタートし、2020年初頭よりスクラムによる開発を開始。
現在はプロダクトオーナーとしてスクラムチームに参加。
アジャイルチームの成果指標設計、進め方と注意点
-開発チームの事業貢献を見える化するには
セッション概要
アジャイル開発は、チームの生産性を向上させるのか?
この問いに対する答えは「YES」です。しかし、ここで言うチームの生産性とは「人月あたりどれだけの量のコードを産出できるか」といった能力とは、異なる性質のものです。
本セッションでは、アジャイル開発チームの生産性を評価するための基本的な考え方と、具体的な指標設計の手順を、モデルケースを使って紹介します。
Agile Japan 2020 のテーマ「変わる勇気、変えない勇気」になぞらえるならば、アジャイル開発の良さを変えずに、チームレベルの取り組みから組織全体のメリット享受の段階への進化を図るための取り組みについて、一つの方向性を提示できれば幸いです。
プロフィール
グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社
執行役員
浅木 麗子 氏
Graat(グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社)執行役員
国内百貨店グループのIT企業に二十数年在籍し、アプリケーション開発と運用、システム企画、経営企画などの職種を経験したのち、脱サラ。フリーランスを経て、2018年より現職に就き、エンタープライズアジャイルの導入・定着を中心としたコンサルティングに従事。
得意分野は、ITマネジメント、組織やチームのプロセス設計、サービスデザインなど。
自律的な個の相互作用を重んじるアジャイル開発の理念に共感し、エンタープライズスケールの企業文化とアジャイルマインドが共存できる社会の実現を目指して活動しています。
見た聞いた!
残念なソフトウェア開発現場と素敵な開発現場
セッション概要
ソフトウェアのバグ検出や品質管理のツール・サービスを提供するシノプシスで、私は技術者として様々なお客様の開発プロジェクトに携わっています。
これまで遭遇した残念ながらうまく回ってない現場・結果残されたバグ・考えられる原因、逆にとてもスマートなプロセス、開発者による良くも悪くも心に残る一言などを引き合いに、何を守って何を変えるのが、よりよい開発現場への改善に繋がるかを一緒に考えられればと思います。
プロフィール
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア インテグリティ グループ
シニア・セールスエンジニア
吉井 雅人 氏
ミドルウェアの開発やITシステムのパフォーマンス改善などを経て、主に大規模な開発を実施しているお客様向けに、開発の効率化支援、OSSの適正な利用を推進するコンサルテーション、セキュアなソフトウェアの開発を支援するソリューションに従事。
認定スクラムマスター。
デジタルトランスフォーメーションの壁を突破するAgile人財を育成せよ
セッション概要
第4次産業革命・デジタルトランスフォーメーションが本格化する中、ビジネス環境の急速な変化に呼応するためAgileを実践し、すばやくビジネスとITを変革していくことがスタンダードになりつつあります。
しかしながら多くの企業においてAgileを推進できる人財が不足しており、人財育成が喫緊の課題となっています。
Agileを実践していくためには、従来のやり方、教科書的なAgileに固執せず、全ての活動において「なぜ」そのやり方を「この」タイミングで適用すべきかを判断できることが、極めて重要な要素となります。そのためには、Agileの原理原則、そして根底にある理論を理解することが必要です。
今回のイベントでは、Agileの本質だけではなく、アビームコンサルティングが持つ多数の実績から得られたノウハウをご紹介します。
このイベントに参加することで、DX時代に求められるAgile人財育成のポイントが理解できます。
プロフィール
アビームコンサルティング株式会社
P&T Digital ビジネスユニット
ITMSセクター ダイレクター
安藤 裕介 氏
金融、小売・流通、製造、公共・交通等幅広い業種・業界において、新規事業策定・業務改革および大規模システム導入のプログラムマネジメント、プロジェクトマネジメントと、複数技術を融合するアプリケーションアーキテクトを得意とし、将来のビジネスとITのロードマップから求められる最適なアーキテクチャを定め、段階リリース、反復手法やAgileアプローチを駆使して難易度の高いプロジェクトを成功に導いた実績を多く持つ。
アビームコンサルティング株式会社
P&T Digital ビジネスユニット
ITMSセクター マネージャー
下田 友嗣 氏
総合商社・通信・保険業界を軸に、様々な業界にて構想策定・業務改革・システム導入などのコンサルティングサービスの実績を多数有し、ビジネスとITロードマップを融合させた段階リリース、反復手法などの適用を得意とする。
その他にも、弊社Agileガイドライン執筆責任者を務め、ABeamにおけるAgileの中心的な役割に従事する。
東京海上日動システムズ with Red Hat
コロナ禍でも!LeSS(Large Scale Scrum)の実践によるプロダクト開発と組織改善!
セッション概要
2019年7月に始まった東京海上日動の地震保険プロジェクト。チームは試行錯誤のアジャイルをやっていた。日数がまちまちのスプリント、終わらないプランニング、忙しいリーダー…。そこへアジャイルコーチがやってきて、チームが変貌を遂げていく!急遽、複数チームスクラム(LeSS)を実施することに!コロナ禍によるオンラインへの移行、LeSS、気がつくとチームはその波を自在に乗りこなしていた!Be Agile!
プロフィール
東京海上日動システムズ株式会社
デジタルイノベーション開発部 エンジニア
工藤 貴央 氏
2016年東京海上日動システムズに新卒入社。
入社後はWebアプリ開発から人材育成、東京海上日動グループ全体のシンクライアント環境刷新といった幅広い業務を経験しました。
昨年からDevOpsチームに参画し、初めてのスクラム開発に奮闘しています。
レッドハット株式会社
サービス事業統括本部
アジャイルコーチ
清水 弘毅 氏
2003年新卒でオリンパスソフトウェアテクノロジー入社。プログラマ・開発リーダー・アーキテクトなどを担い、2015年からスクラムマスターとしてスクラムを導入。
2018年、ロボットベンチャーのGROOVE Xにて、大規模スクラム(LeSS)のスクラムマスターを経験。
2019年10月から Red Hatにて、日本の様々な企業様に向けアジャイル・スクラムの導入支援・実践支援をしている。
組織改革のためのDX人財育成 with コロナ
セッション概要
NTTデータは近年、Scaled Agile Framework(SAFe)の導入による組織改革の推進に力を入れています。今年9月には、SAFeの提唱元であるScaled Agile, Inc.のパートナー認定制度において、世界で3社目の「Global Transformation Partner」に認定されました。
組織をドラスティックに変革するためには、組織の構造やプロセスだけではなく、社員のスキルやマインドにもメスを入れる必要があります。NTTデータではSAFeの公式トレーニングをはじめ、様々なDX人財育成トレーニングを社内外に提供してきましたが、新型コロナウイルス流行に伴い、提供形態のオンライン化をはじめ、様々な方針見直しの必要に迫られました。
本日は、そうした困難を乗り越えながらDX人財育成を実現してきた苦労と成果について共有いたします。
プロフィール
株式会社NTTデータ
デジタル技術部 Agileプロフェッショナル担当
永田 啓悟 氏
アジャイルで農業を?
~NTTコムウェアの新たな挑戦~
セッション概要
NTTグループでは、社会的課題の解決に向けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を行っています。
NTTコムウェアでもSoE領域の拡大に向けて、新たなビジネス領域へのチャレンジを行っています。
本日はその中から農業分野の案件事例について、プロダクトオーナーと開発者の立場での取り組みをご紹介します。
プロフィール
NTTコムウェア株式会社
技術企画部 技術SE部門 システム開発技術センタ
Agileエバンジェリスト
伊山 宗吉 氏
2009年入社。
NTTグループ会社の大規模SO系システム開発や試験支援技術の研究開発を経験後、アジャイル開発案件に携わる。
以降、多数のアジャイル開発の立ち上げや改善支援に従事。
NTTグループ全体のアジャイル推進活動のほか、アジャイルに関するイベントでの発表など多方面に活動中。
NTTコムウェア株式会社
エンタープライズビジネス事業本部 金融ビジネス部
小林 豊 氏
金融機関向けの開発・営業を担当。営業時代にアジャイル案件に関わり、アジャイルの可能性に惹かれる。
農業関連の新規ビジネスを立ち上げ、企画・営業リーダーとプロダクトオーナーとして活動中。
NTTコムウェア株式会社
エンタープライズビジネス事業本部 金融ビジネス部 開発部門
齋藤 剛 氏
初めての農業向けサービスのシステム開発にあたり、初めてアジャイル(Scrum)での開発に取り組む。
これまでNTTグループ向け大規模コンタクトセンタ開発や金融向けシステム開発を通して培った経験を、新たな分野に活かすべく活動中。
リーンDXが実現する!
顧客のビジネス価値を素早く生み出すアジャイル開発
セッション概要
CI&TはKDDIの新たな法人向けアジャイル開発体制・プロセスの構築並びに、LDX(リーン・デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援。アジャイル開発にて顧客企業との契約時に必要なスケジュール、スコープ等の明確さと、アジャイル開発の柔軟性・チームの自律性の両立を実現し、更に進化したソリューションの提供が可能となりました。
透明度の高い開発プロセスで、顧客の理解・協力を得ながらチームの成長にも繋がるLDX、また、それを支えるリーン・アジャイル開発手法とその導入、その後の変化について、体験談と共にお話しします。
プロフィール
KDDI株式会社
グループリーダー
荒木 利幸 氏
SIerを経て、2005年KDDIに入社。入社後、ソリューション事業の法人向けSEとして提案、設計活動に従事。
2012年より自社クラウドサービスの開発チームに参加。2017年より法人向けのクラウド導入支援及びクラウドを活用したシステム開発に従事し、現在はシステム開発部門のマネジメントを担当し、ビジネス価値の創造支援、社内プロセスの整備を行っている。
KDDI株式会社
課長補佐
鈴木 政喜 氏
2013年にKDDIに入社。法人向けにパブリッククラウドならびに自社クラウドサービスを活用したソリューションの開発・提案・インフラ構築を経験。2017年よりシステム開発で日系大手メーカー企業のIoT開発プロジェクトに参画し、スクラムマスターとして活動。
CI&T社から体得したリーン・アジャイルプロセスを元に、参画プロジェクトのビジネス価値創造支援をスクラムマスターとして支援している
CI&T株式会社
プロジェクトマネージャー
松下 慶子 氏
北米に渡りIT企業にてソフトウェア開発のローカライズプロジェクト管理を経験したのち、Microsoft社にてウォーターフォールでのプロジェクト開発を担当。プロジェクト/プログラムマネージャーとして、品質管理、プロセス改善の実践と経験を重ねる。
2018年にCI&Tに入社。それまでの多彩な経験とアジャイル開発手法を用いて、AOKI、アステラス製薬を初めとする数々の大手グローバル企業のプロジェクト管理を担当している。
CI&T株式会社
オペレーションマネージャー
橋永 ローズ 氏
2002年にCI&T ブラジル本社に入社。
当初からCI&Tの開発プロセスに情熱を注ぎ、同社のウォーターフォールからアジャイル開発への完全移行を経験。
10年以上に渡り、大手グローバル企業のアジャイル案件をリードした後、CI&T Japanのオペレーション変革のため、2016年に来日した。
何よりも「人」を大切にし、変革は必ずチームからという概念のもと、日々楽しみながら数々のプロジェクトを支えている。
CI&T株式会社
カスタマーサクセスリーダー
川渕 洋明 氏
2016年入社。グローバル企業のリーン・アジャイル開発やAcquia/Drupalサイト構築に従事。
アプリ・EC経験やワークショップ等を用い、より組織的な顧客支援に取り組む。
アステラス製薬・ONE・AOKI案件等を経験。
2019年よりAgile Japanカンファレンス実行委員。
カクイチとIBMの挑戦:AIとVirtual Garageで世界の農業の未来を変える
セッション概要
ニューノーマルの時代において一層のデジタル変革の必要が高まり、それを実現する IT サービスそのものの変革も必要になっています。IBM は AI や自動化といったテクノロジーを 積極的に活用し、従来困難であった在宅でのシステム開発・運用を実現することで 働き方の改革や ITサービスの高度化を提供したいと考えています。ここで重要となる リモートでのアジャイルやガレージの取り組みについて、カクイチ様の農業におけるイノベーション事例を交えてご紹介します。
プロフィール
株式会社カクイチ
執行役員
事業戦略部部長
鈴木 琢己 氏
グロービス経営大学院大学修了 。大学卒業後株式会社カクイチ入社。
ハウス部門営業職・ショールーム店長を10年経験。2012年新規事業企画室室長、その後、ミネラルウォータ事業を運営する子会社取締役。2017年7月執行役員就任。2018年5月IT情報システム部長として、ITリテラシーゼロの会社にunipos/Slack導入し組織改革を推進。2020年2月より現職グループ11社の事業戦略を立案。好きな言葉は「仮説検証」組織づくりのモットーは「自ら考え自ら行動するフロー組織」39歳。
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバルビジネスサービス事業
エグゼクティブプロジェクトマネージャー
武井 浩樹 氏
日本IBMにおいて、SI(システム・インテグレーション)ビジネスを中心としたサービスビジネスに従事。直近では大手金融系のお客様のシステム運用保守のアウトソーシングビジネスなどを手掛けている。
また、IBM社内でのプロジェクト・マネジメントに関するCenter of Excellence活動担当としてPMの能力向上・育成なども担当。PgMP®認定。
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバルビジネスサービス事業
マルチクラウドイノベーションサービス
アソシエートパートナー
石橋 正章 氏
マルチクラウドイノベーションサービスとしてクラウド上のシステム開発の案件に従事。IoTやAIに関わる領域に強い関心を持って活動。新規事業といったイノベーション領域で活動し、IBM Garageを取り入れたプロジェクトの立ち上げから運営まで幅広くご支援活動を展開。
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバルビジネスサービス事業
マルチクラウドイノベーションサービス
榛葉 大樹 氏
製造、化学、農業、メディア、スポーツ等幅広い業種・業界において、主にクラウドを利用したシステム構築に従事。2018年より現在のマルチクラウドコンピテンシーに所属し、IBM Cloud、AWS、Azure等複数のクラウドの設計・開発を経験。
チーム全員をイノベーションを生み出す人に変える
~ 永和システムマネジメントとANAのアジャイルな取り組み
セッション概要
ANAの「DXによる働き方改革」を担うANAシステムズが目指すのは、"Be a Builder"。
どのようにしてシステム部門は「使う人」と対話しながらを価値を生み出す「作る人」のチームへと変化したのか。
プロダクトオーナーのANAシステムズより、アイディアを形にし、使いやすいものに仕上げるための工夫や注意点を、内製化支援パートナーである永和システムマネジメントからは、 共創・共育アジャイル開発の意義とコツをお伝えします。
プロフィール
株式会社永和システムマネジメント
Agile Studio・スクラムマスター
橋本 憲洋 氏
医療事業の分野で開発を経験後、2015年よりクラウドベースの新規開発を経験。
そこで”アジャイルなやりかた・アジャイルな考え方”がもたらす「チームワークと主体性の重要性」を強く実感した。
現在はアジャイルコーチ兼エンジニアとして開発を続けている。
株式会社永和システムマネジメント
Agile Studio
橋本 雄一 氏
2009年入社以降約9年間メガバンク向けの勘定系システム開発に従事。
現在は常にチャレンジし続けることを楽しむアジャイル ・クラウドベースのエンジニア。
ANAシステムズ株式会社
デジタル・イノベーション部
熊谷 成隆 氏
2007年ANAシステムズに新卒入社。
成田空港にて現場の情報システム担当、その後インフラ関連のプロジェクト管理を経験後、2018年にイノベーション推進部門に参画。
ANAの情報システム部門とも兼任し、ANAグループ全体のデジタルトランスフォーメーションとイノベーションを推進。
Googleツールを活用したアジャイル開発によ業務効率化ツールを多数社内に展開中。
ANAシステムズ株式会社
デジタル・イノベーション部
室木 梨沙 氏
ANAグループ社内の業務改善を推進し、ユーザ部門に足を運び業務コンサルを担当。
昨年度からGoogleツールを用いたアジャイル開発に魅力を感じ、プロダクトオーナー代行をしながらアジャイルを学ぶ日々。
今年は開発にも挑戦。
ユーザと開発メンバーと共に創り上げるための関係づくりに奮闘している。
Power to the TEAM! TEPCOが挑むアジャイル全社大導入への道 ゼロからの変革を目撃せよ!
セッション概要
東京電力グループは2年ぶりにAgile Japanに戻ってきました。
前回は、福島第一原発の非常事態に柔軟に機敏に対応するためアジャイル開発を適用した事例をお話しました。
そして今、東京電力グループは電力自由化という新しい危機に立ち向かうため、全社大でアジャイル開発を導入し変革する道を歩み始めました。
本講演では、「東京電力ホールディングス」「テプコシステムズ」「オージス総研」の3社からそれぞれ、全社大での変革を牽引するために行っている活動を、withコロナ下で積極果敢にアジャイル開発を実践して気づいたことを、近い将来、大規模システムでもアジャイルに開発することを見据えSAFeの有効性をお話しします。
プロフィール
東京電力ホールディングス株式会社
システム統括室 課長
渡辺 潤 氏
1992年東京電力株式会社入社。
沼津支店(現静岡総支社)の営業所に配属。1997年に本店システム企画室に異動となり、主に労務人事系システムの開発に従事。総務部門を経験後、システム企画室にて品質管理、データサイエンティスト育成等を担務。
2017年のシステム統括室発足時に現職に異動。ウォーターフォールやアジャイル開発におけるプロセス標準化、ルール整備のほか、ITガバナンスIT戦略、IT人財育成についての施策の企画・計画・実行支援を行っている。
株式会社テプコシステムズ
ICT推進室DX推進部 部長
川上 剛 氏
1994年東京電力株式会社入社。
水力発電所の土木建設業務に従事後、2000年よりIT部門に異動。
異動後はシステムの企画・開発やデータ分析業務を経験し、2019年より現職。
現職では東京電力におけるDX推進に対して、アジャイル開発・データ分析を中心に支援を実施中。
株式会社オージス総研
アジャイル開発推進グループ
AX(Agile Transformation)コンサルタント
山内 亨和 氏
オブジェクト指向やUMLモデリング、反復型開発(RUP、UP)に憧れて、2000年にオージス総研に入社。入社してからはずっと自社webマガジンのオブジェクトの広場の編集部として活動。
コンサルタント人生前半はプロセス標準化・改善、中盤はシステム企画・ITグランドデザイン・ITガバナンスを専門とし、ユーザ企業が苦しんでいるリアルな問題に一緒に伴走して解決してきた。
様々な戦場で泥臭く匍匐前進した経験を活かして、近年はユーザー企業のエンタープライズレベルでのアジャイルトランスフォーメーション活動を支援している。
SAFeプログラムコンサルタント(SPC)、Scrum@Scale Practitionar
"超辛口"アジャイルコーチ自己育成の鉄則
~ そこに愛はあるか ~
セッション概要
各企業でのアジャイル導入も進み、弊社へのご依頼も組織横断的な推進体制構築支援が多くなってきました。会社は違っても、その時にアドバイスすることには共通点があります。そこで今回は、その共通部分を大公開します。コーチに限らず、コンサルタントや講師の方には、ヒントにしていただけると思います。
【おことわり】
・抽象度高めです。すぐに使えるノウハウ集ではありません
・学びは外から強制できません。自己育成のための内容です
プロフィール
株式会社 豆蔵
BS事業部
主幹コンサルタント
中佐藤 麻記子 氏
旧大阪外国語大学イスパニア語学科卒業後、社内SE、トレーニング講師、組込みソフト開発サポートを経て、現在は開発プロセス/手法のコンサルティング・講師を主たる活動としている。
2015年から2018年までAgile Japan実行委員。
主な執筆物:「これだけは知っておきたい組込みシステムの設計手法」(技術評論社・共著)、「ディシプリンド・アジャイル・デリバリー」(翔泳社・共訳)、他
プロジェクトマネジメントを極めようと「変わらず」想い続けていたらアジャイルに出会い、そしていま私はココにいてまだ旅の途中です。
~50代半ばを過ぎても「変わり続ける」あるオジサンの旅路~
セッション概要
30年程前にITベンダーに就職しいろいろ揉まれてプロジェクトマネジメントを極めて周りの人を幸福にしたいという想いを抱いたのが30代の頃。その気持ちは今も変わっておりません。ですが現実は途中でアジャイルに出会ってしまい、AgileJapan2014で登壇してからは加速度的に所属会社が幾つも変わる程の変わり続けるキャリアを重ねています。そんなちょっと変わったキャリア変遷を「変わる勇気・変えない勇気」というテーマでお話しします。
プロフィール
株式会社マネジメントソリューションズ
Digital事業部 ソリューション推進1部・シニアマネージャ
渡会 健 氏
40を超えて初めて転職をしてアジャイルに出会い、現在ではアジャイルコーチやコンサルを実施しています。
同時にPMI日本支部アジャイル研究会代表、並びにIPAアジャイルWGにも所属し、社内外でアジャイルに関する活動を実施中。
変わらない想いを実現するため変わり続ける職歴を持っている変わり種。
全員ウォーターフォール開発者によるアジャイル開発への挑戦
-朝日生命・変革への取り組み-
セッション概要
朝日生命におけるデジタル変革に向けた新たな挑戦として、朝日生命+インフォテクノ朝日+クレスコの体制で2019年アジャイル開発を着手。そこでは全員ウォーターフォール開発者でありながら、わずか1ヶ月でアジャイル開発チームとして成長しました。この経験はアジャイル開発を始めようとするウォーターフォール開発に慣れたエンタープライズ企業の皆さまに対して「変わる勇気」をお伝えできるものと考えております。
プロフィール
株式会社クレスコ
テクノロジーサービスユニット・エグゼクティブITアーキテクト
山内 貴弘 氏
日本アイ・ビー・エムを経て、株式会社クレスコ入社。
インフラ分野の事業部長等を歴任し、現職ではAWSを中心としたクラウド事業を推進、多くの技術者育成を図る。
近年は現場でスクラムマスターとしてアジャイル開発を推進中。
情報処理学会、プロジェクトマネジメント学会等で発表多数。
近著に「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト直前対策」(秀和システム)や「うまくやる人のリモートワーク術」(すばる舎)など。
株式会社インフォテクノ朝日
デジタルソリューション部デジタルフロントG・主任
浅見 直人 氏
理工学部数学科を卒業後、2016年に株式会社インフォテクノ朝日入社。
生命保険の新契約に関わるシステムの開発・保守を担当。
当該システムではCIツールの導入を推し進め、自動リリースの基盤構築に貢献。
現在は生命保険の新たなチャネルであるWebでの保険申込システム構築のチームリーダーを担当。
主にウォーターフォール開発中心であったが、2019年、未知のアジャイル開発に挑戦し、営業職員に向けたスマホアプリの開発を実施した。
いつまでも「食を通じて世界中の人々をHappyに」するために。プロダクト全体思考に基づくONE TEAM開発文化への変革
セッション概要
サービスが成長するにつれ、チーム間の調整に時間をとられ、優先順位に添わないチグハグな動きが社内で課題となりました。会社のビジョンである「食を通じて世界中の人々をHappyに」をこの先も変わらず実現するために、一丸となってONE TEAMで1つのプロダクト開発に取り組む文化への変革に1年前から着手しました。本講演ではその変革の過程と成果を紹介します。
プロフィール
Retty株式会社
Web開発 マネージャー
常松 祐一 氏
顧客にとって価値のあるプロダクトを、チーム一丸となって協力し、短期間にリリースする開発体制のあり方を模索しています。
現在はRetty株式会社でエンジニアリング組織のマネジメント、プロダクト開発プロセスのアジャイル変革に取り組んでいます。
地方コミュニティジャーニー
〜 地方アジャイルコミュニティをゼロから立ち上げて10年間で体験してきたこと
セッション概要
東京から愛媛に移住し、知り合いゼロから四国で立ち上げたアジャイルコミュニティ。勢いだけで乗り切れる3年をすぎ、心が折れそうになった時は仲間と共に歩み、なんとか四国を一周した。
しかし多くの変化が訪れる…地方から首都圏に出ていく仲間達、興味の変化、家庭の変化、他の技術コミュニティの台頭、減っていく開催頻度、自身のコミュニティの意味付け。
極めつけは、2019年のリアルイベントの参加はファウンダーでありながらなんとゼロ!!
それでも続く今年10年目を迎えるAgile459のこれまでの経験を分かちあいます。
プロフィール
ゼンソー
代表
懸田 剛 氏
日本にアジャイル開発が紹介された2000年からアジャイルコミュニティに参加し現場での実践、研究をするが2010年より家庭の事情で愛媛に移住する。
自分と周囲の世界を「いきいき」させることをモットーにアジャイルの支援を始め様々な取り組みを行う。
趣味は走ること、庭づくり、野菜づくり、生き物写真撮影、アイデアを試すこと、隠された関係性を発見すること。
アジャイル開発におけるテストのこれからを考える
~開発プロセスにあわせたテストの変革~
セッション概要
計画的にウォーターフォールで開発していたSIer時代から、Webサービス運営会社に移り、アジャイルを中心とした高速な開発プロセスの中で、現場ではテストにどのような変化が求められているかをお話しします。
プロフィール
株式会社LIFULL
テクノロジー本部 技術開発部 品質改善推進ユニット
中野 直樹氏
エンタープライズシステムの開発者、プロジェクトマネージャなどを経験後、テスト技術者へ転向。 ネット証券のシステム開発部門のテストチームのリーダーを経験後、現在のLIFULLでソフトウェアテスト技術の展開に従事。 共著に「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版」。 NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事/JSTQB技術委員/JaSST Tokyo 実行委員など。
アジャイル開発との出会いで始まった地方の変化、そして未来 〜島根編〜
セッション概要
島根では2007年からIT産業振興に、中でもまつもとゆきひろさんの存在(島根在住)をきっかけとして、Rubyに注目した数々の事業を展開してきました。
その過程で10年前に出会ったアジャイル開発。Ruby ☓ アジャイル開発でのモデル事業をきっかけに企業と行政が一緒になって果敢に取り組むことで、事業・地域産業の成長、マインドの変化はもちろん、今も島根に繋がってくださる沢山の方との出会いがありました。そして悩みも。
この10年間の軌跡を振り返りつつ、地方が目指したい未来の姿をお話ししてみます。
プロフィール
島根県
しまねブランド推進課 企画支援スタッフ
杉原 健司 氏
1995年に島根県に入庁。
2007年から13年間に渡ってIT産業振興を担当。
RubyWorld Conferenceの開催や、一般財団法人Rubyアソシエーションの設立に関わるほか、近年はスタートアップ支援、学校でのIT授業、県内でのITコミュニティ活動に関わる。
現在は県内企業の海外市場展開支援がミッション。
プロダクトオーナーから見た初めてのアジャイル開発の価値
~攻めのITを3社の共創で実現~
セッション概要
従来、ウォーターフォール開発を基本としていた銀行で、アジャイル開発に舵を切った背景をユーザ企業の視点で解説します。
アジャイル開発でやろうとした時、感じていた不安、懸念に対して、プロダクトオーナー(銀行)側で変えたこと、変えなかったことが何かを説明しつつユーザ企業、システム子会社、開発ベンダの3社がどのようにアジャイルで取り組んだかを説明します。
プロフィール
三井住友信託銀行株式会社
法人企画部 主任調査役
田中 聡 氏
大学卒業後、住友信託銀行(現三井住友信託銀行)に入社。
年金事業で約10年、数理計算や確定拠出年金の商品開発・企画業務を務めた後、M&Aに関するファイナンス業務に従事。
その後2018年に社内システムの効率化・高度化を担うために、希望して法人事業の企画セクションに異動。
直後から当社で初めて本格的なアジャイル開発となる本プロジェクトを担当。
現在は、2つのアジャイル開発PJでPOを務める傍ら、社内業務ルールの制定や、勉強会を実施するなどアジャイル開発の社内浸透に奔走中。
日本電気株式会社
ソフトウェアエンジニアリング本部 エキスパート
寺田 達彦 氏
エンタープライズ領域のシステムエンジニアを経て、開発環境ビジネス推進、社内へのソフトウェアエンジニアリング展開に従事。
その傍ら、8年前にアジャイルと出会う。
システム開発プロジェクトの状況に応じたエンジニアリングの適用、品質管理を進めつつ、アジャイル開発を実践。2020年度より本格的に社内のアジャイル開発推進を担当。
Scrum Alliance認定スクラムマスター(CSM)
「未曾有の事態に対処せよ」
~プロダクトオーナーが管理部門を兼務して実践したAgile働き方改革~
セッション概要
私はスクラムチームのProduct Ownerとしての仕事に加え、2019年夏から人事、総務、経理、情シスなどを統べる「管理本部」を兼務しています。そのミッションは"1300人に対し、働き方改革を推進すること"この抽象的かつ大きなテーマに立ち向かうことです。
このセッションでは80年超企業において4名、4ヶ月という期間で企業のルールと文化を変えていったお話を具体的にさせていただきます。
プロフィール
株式会社IMAGICA Lab.
技術研究開発部 開発第二グループ プロダクトオーナー
蜂須賀 大貴 氏
VOD市場を中心とした新規BtoBサービスにおけるプロダクトオーナーなどを務める。
現在は「映像業界の働き方を変える」をモットーにエンジニア組織を超えたスクラムの導入、実践に奔走。
社内外でのチームビルディングやワークショップのファシリテーションを行う。
また、近年では1000人規模の「働き方改革」特命係として、管理本部を兼務し、リモートワーク、人事評価制度、組織文化づくりなどにも従事。
三越伊勢丹が考える百貨店におけるデジタルサービスのつくり方
〜伝統を舞台にした新しい挑戦〜
セッション概要
私たちIM Digital Labは「仕組みを変えてお買い物を楽しくする」というミッションを掲げています。
「あのお店でお買い物して、心地よいスタイリストに出会えて、思いもよらない良いものが見つかったね」と感じてもらえるサービスを提供したい、そんな想いを持っています。
そんな私たちが提供しているサービス、事例をもとに三越伊勢丹が考える百貨店におけるデジタルサービスにおける変える勇気、変えない勇気についてお話しします。
プロフィール
IM Digital Lab
プロダクトオーナー
河村 明彦 氏
2009年度、(株)三越伊勢丹入社。
店頭での接客販売、仕入構造改革商品部を経て、SPA事業部にて婦人靴PBブランドのデジタル戦略を担当。
2019年度より情報システム部に移動し、YourFIT365(婦人靴リコメンド)アプリをPOとして立ち上げ。
2019年10月より(株)IM Digital Lab(アイムデジタルラボ)に所属。
2020年度より複数のプロダクト開発の推進を担当。
IM Digital Lab
デジタルサービスデザイナー
鈴木 祥子 氏
大手流通企業のシステム部門にて、システム企画・開発・保守を経験後、フリーランスに転身。フリーランスのデジタルサービスデザイナーとして活動中。
大手人材採用サービス企業の新規デジタルサービスの企画およびサービスオペレーションデザイン等を経て、2019年より三越伊勢丹の複数のDX案件の推進に携わる。
ピンチはチャンス!大逆境のコロナ期での現場とエンジニアの戦い
セッション概要
創業106年を迎える星野リゾートは、新規開業ラッシュ、海外展開など、大きな転換期を迎える予定だった。しかし、コロナの発生により、業界自体が深刻なダメージも受け、星野リゾートの運営にも深刻な影響を与えました。
そのような逆境の中、星野リゾートがどのような活動を行い、現場とエンジニアが協力することで、コロナ期で業界をリードし、生き抜いているのかをお話しいたします。
プロフィール
株式会社星野リゾート
情報システムグループ・シニアアーキテクト
藤井 崇介 氏
開発会社でWebシステム関連の開発を約10年経験後、星野リゾートに入社。
星野リゾートのシステム全体の開発責任者を行っています。
星野リゾートでは、エンジニアがほとんどいない状況から、エンジニアが入ることによるメリットを実証し続けており、2年間かけて、エンジニア組織を立ち上げました。
DevOps分野に興味を持っており、社内のスクラム導入なども行っています。
「中小企業のエンジニアチームを"楽"にする」を目指す組織マネジメントの変わる勇気と変えない勇気
セッション概要
私たちのチームは「中小企業のエンジニアチームを”楽”にする」をビジョンに設定し、アジャイルの理論を段階的に取り入れてチームを前進させる5年のロードマップを作りました。成長中のSaaS企業の中で、自分たちのスタイルと今の立ち位置に合わせてチームを前進させてきた1年間の「変わる勇気」と、アジャイルを目的化せずにビジョンに向かってチャレンジしていく「変えない勇気」についてお話しします。
プロフィール
株式会社ラクス
開発本部 第4開発部 配配メール開発課 課長
大塚 正道 氏
メールマーケティング「配配メール」の開発チームのマネジャー。
2011年に入社し、アメリカ向けサービスなどの新規事業を経験した後、主力サービス楽楽精算の大阪開発チームを立ち上げ、2018年からスクラムを導入。
2019年4月から現在のチームで従来型の開発プロセスを少しずつ改善してチームのアジリティを高めていくことにチャレンジ中。
アジャイル開発における会計の考え方
~専門家が事例で解説~
セッション概要
アジャイル開発における会計処理の検討にあたっては、柔軟な開発手法であるがゆえの課題が生じます。会計基準の趣旨を踏まえた対応事例も交えて、典型論点を紹介します。
登壇者のアジャイル開発に係る執筆:「アジャイル開発における会計・監査上の課題」(EY新日本有限責任監査法人・情報センサー・2018年12月号)
プロフィール
EY新日本有限責任監査法人
マネージャー
溝田 啓孝 氏
主に国内の監査業務に従事し、ソフトウェア業、卸小売業、金融機関などを担当している。IT全般統制の評価業務に従事した経験もある。公認会計士、システム監査技術者、中小企業診断士。
在宅勤務でスクラム!
セッション概要
私達は、約1年前より自社プロダクトの開発を行っているスクラムチームです。
プロダクトの最初のリリースを目前に控えたある日、在宅勤務による開発を取り組む必要に迫られました。セレモニーはどうするのか...スクラムを継続できるのか...様々な不安がよぎりましたが、私達はスクラムを継続する選択をしました。
物理的に距離を乗り越えスクラムを継続した中での成果や気付き、そして失敗をお伝えできればと思います。
プロフィール
株式会社セガ/株式会社セガ エックスディー
課長/CTO
横島 太志 氏
コンテンツプロバイダやSNSプラットフォーマーにてアプリケーションの開発を経て、2012年セガネットワークス(現セガ)に入社。
ゲームメカニクスで企業課題を解決するGamificationやWebコンテンツ開発、フレームワーク開発などゲームを軸とした新規事業開発を担当。
開発業務と平行し、スクラムの導入・運営の支援や開発フロー改善にも取り組んでいる。
認定スクラムマスター/認定スクラムプロダクトオーナー
DXに順応する組織の本質と人材育成
セッション概要
DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するために、あなたの組織にアジャイルは本当に必要なのでしょうか?全て「変わる」のではなく、「変えない」部分も本当は大切なのでは?
10年ほど前からアジャイルを導入している楽天の事例を交えながら、その本質に人材育成の切り口で迫ります。
プロフィール
アジャイルジャパン実行委員
楽天株式会社 グローバルテクノロジー統括部 CTO室
チャンドラー彩奈 氏
2016年より、楽天の開発人事グループにて、エンジニア向けの研修を企画運営。その後、楽天技術研究所を経て、2020年より現部署に。50%以上が外国籍社員という環境で、現場のニーズに合わせながら、語学研修、異文化研修、技術研修、アジャイル研修など、幅広いジャンルの研修を運営してきた。その傍ら、エンジニアとともにミートアップやカンファレンスの運営にも従事。現在では、社内外のエンジニアコミュニティーの形成にも取り組んでいる。
DXのための出島型アジャイル組織
-半島や孤島を避けるために
セッション概要
大企業においてDXのためにアジャイルを導入する際、そのDX推進組織の在り方が大きく影響します。特に既存の組織やプロセスがウォーターフォール型に最適化されている場合、その関係性を慎重に考える必要があります。
講演では半島型、孤島型、出島型といった既存組織とDX推進組織の関係性について整理し、よりよい在り方にしていくポイントついて述べます。
プロフィール
グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社
代表取締役社長
鈴木 雄介 氏
ITアーキテクト。
企業のDX推進のためにアジャイルやマイクロサービス導入を実施中。
日本Javaユーザーグループ CCC運営委員長
アジャイル開発の時代
セッション概要
アジャイル開発はどのように生まれ、発展し、どこに向かっていくのか?日本のソフトウェア産業は?プロダクト開発はどうなっていきそうなのか?アジャイルの起源、クラウドの勃興、DevOpsの着眼点、実感駆動、スクラムの仕組み、モブプログラミングはどう有効なのか?米国 Agile Conference 日本人最多連続参加記録更新中(非公式)のスピーカーが、単にいま気になっていることを淡々と話します。
プロフィール
アギレルゴコンサルティング株式会社
シニアアジャイルコーチ
川口 恭伸 氏
北陸先端科学技術大学院大学修了ののち、金融情報サービスベンダー(株)QUICKにてデータメンテナンス/システム開発、プロダクト/サービス企画開発、仮想化インフラ構築などを担当。
2008年スクラムに出会い、パイロットプロジェクトを始める。
2011年イノベーションスプリント実行委員長、2011年からスクラムギャザリング東京実行委員。
2012-2018年楽天にてアジャイルコーチ。
楽天テクノロジーカンファレンス2012-2017実行委員。
「Fearless Change」「ユーザーストーリーマッピング」監訳、「Joy, inc」「ScrumMaste the Book」共訳、「アジャイルエンタープライズ」監修。
認定スクラムプロフェッショナル。
ジム・コプリエン、ジェフ・パットン、ケン・ルービンなど、認定スクラムトレーニングの共同講師経験多数。
デジタル・トランスフォーメーション・ジャーニー
〜正しいものをともに考え、正しくともにつくる〜
セッション概要
大企業、国、地方といままで日本の社会を支えてきた組織での変革が本格化しています。「DX」という言葉がバズワード的に取られるところがありますが、今起きていることは、経営から現場まで「変わらないとまずい」という意識の高まりです。これは組織が変革を進めるにはかつてないチャンスだと私は捉えています。このセッションでは、私が、国、地方、大企業の皆さんと進めてきた、トランスフォーメーション・プロジェクトについて、組織内の人たちとどのように課題を乗り越えようとしてきたかお話ししたいと思います。
プロフィール
株式会社レッドジャーニー
代表
市谷 聡啓 氏
株式会社レッドジャーニー 代表
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。
それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
訳書に「リーン開発の現場」がある。
著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。
プロフィールサイト:https://ichitani.com/
みんなのリモートひみつきち
セッション概要
昨年のアジャイルジャパンでは「来年はもっと広い部屋でひみつきち自慢をしましょう!」と締め括らせていただきましたが、世の中の状況は大きく変わりました。
私たちは今、リモートで働くという、新しい選択肢を得ようとしています。
それと同時に、これまでとは違う課題もみられるようになりました。
本セッションでは、2020年、みなさんが経験されたよかったこと、困ったことなどを元に、これからの働き方のヒントを探ります。
(参考URL)
アジャイル基地を作るパタン言語
リモートアジャイル開発のノウハウ集
プロフィール
アジャイルジャパン実行委員
クリエーションライン株式会社 アジャイルコーチ
小坂 淳貴 氏
Agileの世界とエンジニアコミュニティにどっぷりハマっている元製造業の人。
現在はクリエーションラインでのアジャイルコーチおよびAgile Japan, Agile Tech EXPOといったカンファレンス運営などを通じ、アジャイルが楽しく広まることを夢見て日々活動中。
基調講演
New Normalの観点から可視化される
DX推進の課題と経済産業省の政策展開
-「2025年の崖」問題に対してアジャイルへ期待するDXの本質-
セッション概要
新型コロナウイルスという不幸な脅威の結果、企業は期せずして大きな変化への対応を求められています。
既存のITシステムが足かせとなり多くの企業は競争力を失ってしまう―経産省が2018年に発表した「DXレポート」。その中で指摘された「2025年の崖」問題に、今多くの経営層が直面しています。
その危機感を打開するためにはアジャイルこそが重要な役割を果たすと思われる一方で、「なぜアジャイルで問題が解決するのか」「アジャイルは銀の弾ではない」といった周囲の声に対し、結局、「我が社はアジャイルを導入できる状況にない」との観点からPoCの域を出られないのが現実です。
では危機感に対する有効な打開策とは何なのでしょうか?
デザイン思考やクラウドネイティブ、といった他の方法論やテクノロジーとアジャイルは何が違うのでしょうか?―経済産業省商務情報政策局 アーキテクチャ戦略企画室長の和泉憲明氏に、DX推進を阻む“失敗の本質”と、政策展開の方向性、アジャイルに対する期待についてお話しいただきます。
プロフィール
経済産業省
商務情報政策局情報経済課・アーキテクチャ戦略企画室長
和泉 憲明 氏
静岡大学情報学部 助手、産業技術総合研究所(産総研)サイバーアシスト研究センター・研究員、産総研・情報技術研究部門・上級主任研究員などを経て平成29年8月より経済産業省商務情報政策局情報産業課企画官、令和2年7月より現職。
博士(工学)(慶應義塾大学)。
その他、これまで、東京大学大学院・非常勤講師、北陸先端科学技術大学院大学・非常勤講師、大阪府立大学・文書解析・知識科学研究所・研究員、先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)顧問などを兼務。
経営者パネルセッション
エンジニアにビジネスができるか?
セッション概要
司会:Agile Japan 実行委員長 中野
エンジニアだからって技術ばかりで良いのか?
ビジネス部門に技術の価値を説明できるか!?
果たしてエンジニアにビジネスができるのか?
当セッションでは、エンジニア経営者がビジネスで活躍する今後の技術者への期待を熱く語ります。
プロフィール
石井食品株式会社
代表取締役社長執行役員
石井 智康 氏
ソフトウェアエンジニアとして、コンサルティング会社にて大企業の基幹システムの構築やデジタルマーケティング支援に従事。2014 年よりフリーランスとして、アジャイル型受託開発を実践し、ベンチャー企業を中心に新規事業のソフトウェア開発及びチームづくりを行う。2017 年から祖父の創立した石井食品株式会社に参画。地域と旬をテーマに農家と連携した食品づくりを進めている。現在のライフスタイルに合った「豊かな食」のあり方を模索中。認定スクラムプロフェッショナル。アジャイルひよこクラブ幹事。
ウルシステムズ株式会社
代表取締役社長
株式会社アークウェイ
代表取締役社長
漆原 茂 氏
1987年 東京大学工学部卒業、沖電気工業入社。 同社在籍中1989年より2年間、 スタンフォード大学コンピュータシステム研究所客員研究員。大規模基幹系システムを多数手がけ、最先端技術の導入を推進した。2000年7月、企業のビジネス戦略に直結した業務とITの融合を目指してウルシステムズを起業、代表取締役社長に就任。 2006年JASDAQ スタンダードに上場。 2011年10月よりULSグループ株式会社 代表取締役社長を兼任。 クラウドやリアルタイム技術を中心としたエンタープライズシステムに注力し、戦略的ITの実現に取り組んでいる。シリコンバレーとのコネクションも深く、革新的技術をこよなく敬愛している。
株式会社ソニックガーデン
代表取締役
倉貫 義人 氏
大手SIerにて経験を積んだのち、社内ベンチャーを立ち上げる。2011年にMBOを行い、株式会社ソニックガーデンを設立。月額定額&成果契約で顧問サービスを提供する「納品のない受託開発」を展開。全社員リモートワーク、オフィスの撤廃、管理のない会社経営など新しい取り組みも行っている。著書に『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』『管理ゼロで成果はあがる』『「納品」をなくせばうまくいく』など。
セッション概要
プロフィール
氏
氏
アジャイルジャパン事務局
(株式会社ピーク・ワン内)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-23 メットライフ神田錦町ビル4F
E-mail: info@agilejapan.jp
※2009年~2016年の参加レポートは、マナスリンク様へのリンクもしくは制作になります。